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３．ライフイベント表の作成
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ライフイベント表は、家族の将来の予定やその実現にかかる費用を、家族の年齢毎に一覧表にしたものです。一家の将来計画をまとめたものであり、人生設計の基礎となるものです。
ライフイベント表を記入することで、わかることがあります。
- 必要資金の時期が明確になり、具体的な貯蓄計画が立てやすくなります。ある年度に出費が集中するときにはイベントを見直したり、貯金を早くから始めるなど、対応することができます。
- 具体的な貯蓄計画を練ることで、人生設計がイメージできるようになります。計画とは、一度決めたら終わりになるものではなく、都度現実に合わせて修正してゆくことで、生き方の羅針盤となるものです。計画通りに行かないこともあるかもしれませんが、その時には計画を修正しながら、常に将来の夢に向かって生きてゆくことができます。
ライフイベント表には、以下の情報を記入します。費用の大きなものについてはひととおり記入しておいた方が良いでしょう。
| 教育資金 | 入学、卒業、就職 |
| 住宅資金 | マイホーム購入、住宅のリフォーム |
| 老後資金 | 定年退職 |
| 結婚資金 | 子供の結婚、援助資金 |
| その他 | 転職、独立、車の購入、旅行 |
ライフイベント表を記入する際の注意点は次の通りです。
- 年齢は、通常は１２月末日時点の年齢で統一します。早生まれの場合（１月１日～４月１日生まれ）、入学・卒業等のイベントの年齢が１年早くなることに注意が必要です。
イベント 遅生れ（04/02～12/31） 早生れ（01/01～04/01） 小学校 ７歳～１２歳 ６歳～１１歳 中学校 １３歳～１５歳 １２歳～１４歳 高校 １６歳～１８歳 １５歳～１７歳 大学 １９歳～２２歳 １８歳～２１歳 就職 ２３歳 ２２歳
- 各イベントの必要金額は、現在価格で記入します。将来の変動率については、キャッシュフロー表の方で考慮することになります。
ライフイベント表の一例を以下に示します。
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